ミャンマー軍、避難民キャンプを空爆 カヤー州

【ローカル】【政治】【社会】 2023714

 ミャンマー軍は、タイと国境を接するカヤー州の避難民キャンプを相次いで空爆した。

 同州メセイ郡区では、7月11日から12日にかけてミャンマー軍が複数回の空爆を実行、11歳の子ども2人が死亡、4人が重軽傷を負った。軍評議会(SAC)は同郡区の制圧を目指しており、空爆後に多数の兵士が送り込まれているという。

 また、同州ディモーソー郡区でも避難民キャンプが空爆され、2歳の幼児を含む3人が負傷した。

 プログレッシブカレンニー人民軍(PKPF)の発表によると、シャン州南部とカヤー州のミャンマー軍による空爆は2021年2月から2023年6月まで527回にのぼり、5,000人以上がタイ側に避難しているという。

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