拘束中に死亡した市民は1,284人 AAPP発表

【政治】【社会】 2023711

 ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会(AAPP)」は7月10日、2021年2月のクーデター以降2年半に、軍評議会(SAC)による逮捕・拘束後に軍施設や刑務所内で死亡した市民が1,284人に上ると発表した。

 AAPPによると、2021年2月1日から2023年6月30日までに軍施設内や刑務所内で死亡した市民は1,284人で、このうち150人以上は激しい拷問を受けたり、病気に罹ったが十分な治療を受けることができずに死亡したと発表した。

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のフォルカー・テュルク氏は6日、「ミャンマーの状況は日に日に悪化している」として、ミャンマー軍評議会(SAC)を国際刑事裁判所(ICC)に付託するよう国連安全保障理事会に要請している。

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