救急車を取り締り、軍評議会が罰金徴収 ザガイン管区

【ローカル】【政治】【社会】 2023623

 軍評議会(SAC)がザガイン管区チャウンウー郡区に設置した検問所で、救急車を対象とした取り締りを強化している。

 SACはマンダレー~モンユワ道路に設置したナッイェカン検問所で取り締りを行っており、車両のライセンスや運転免許証などの有無を調べ、書類の不備などの言いがかりを付け罰金を徴収しているという。

 ザガイン管区からマンダレー管区に患者を搬送中の救急車が、車両のライセンス不備を指摘されたが、罰金の支払いを拒んだために通行できず、患者はバスでの移動を強いられたという。

 ミャンマーの救急車はほとんどが慈善団体によるボランティアで運営されており、市民からは「人の弱みを利益にする昔からの軍の手法だ」と批判の声があがっている。

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