住民462人死亡、クーデター以降戦闘激化で カヤー州~シャン州南部

【ローカル】【政治】【社会】 2023602

 カレンニー市民勢力(PKPE)は6月1日、タイと国境を接するカヤー州からシャン州南部にかけて、2021年2月のクーデター以降に462人の住民が死亡したと発表した。

 同エリアはミャンマー軍と市民防衛隊(PDF)との戦闘が激化しており、PKPEによるとミャンマー軍の逮捕・拘束後に死亡した市民は326人にのぼるという。空爆や戦闘に巻き込まれて死亡した市民は136人だった。

 カレンニー国民防衛隊(KNDF)やカレンニー軍(KA)、市民防衛隊(PDF)の合同軍とミャンマー軍の間で発生した戦闘は699回で、空爆により宗教施設36か所、民家1,561棟が破壊された。また、合同軍側は292人、ミャンマー軍側は2,068人が戦死したという。

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