東南アジア諸国が猛暑に見舞われている。タイ北西部ターク県では、4月15日の最高気温が45.4度を記録し、国内最高気温を7年ぶりに更新した。
ミャンマーでもマンダレー管区ニャウンウー市で45度を超えるなど、ミャンマーや中国の一部地区で前例のない暑い夏を迎えている。
ミャンマー気象庁の発表によると、国軍の攻撃が激しいザガイン管区やミャンマー中部のマンダレー、マグウェ管区などで日中の気温が上昇を続け、連日40度から45度を記録しているという。また、地表の気温が高いために上空の大気が不安定となり、雹や雷雨などにも警戒が必要だとしている。
気象庁のウイン・ナイン氏は、夜間も高温の状態が続くため体調管理に万全を期するよう国民に呼びかけた。