「ミャンマー国民は希望を失っている」国連人権高等弁務官

【国際】【政治】 2023307

 国連人権高等弁務官のフォルカー・テュルク氏は3月6日、スイス・ジュネーブで開催された第52回人権理事会会議において「クーデターで国軍が実権を掌握して2年が経過するミャンマーでは、人々が希望を失っている」と発言した。

 人権高等弁務官事務所の調べによると、2022年には前年比で空爆が1.4倍、国軍の掃討作戦による家屋への放火は3.8倍に増加。クーデター以降の2年間に3,000人以上の民間人が死亡している。

 テュルク氏は、人権理事会の加盟国に対してミャンマー国内での戦闘を終結させるため、ミャンマーの代表者と会合を開くよう促した。

© Radio Free Asia

最新記事一覧