ミャンマー国内避難民140万人、子どもも52万人

【社会】 20221102

 国際NGOのセーブ・ザ・チルドレン(SC)は11月1日、ミャンマー国内の紛争により避難生活を余儀なくされている子どもが52万人に達していると発表した。

 SCによると、ミャンマーの国内避難民は140万人に達し、このうち子どもが52万人含まれているとした。昨年2月のクーデター以降、新たに発生した避難民は110万人で、このうち子どもは40万人含まれているという。バングラデシュに逃れている約70万人のロヒンギャ難民は含まれていない。

 避難民は水や食料、住居、健康面などの問題のほか、人身売買など身の危険にも直面している。

 ミャンマー政治犯支援協会(AAPP)によると、2021年2月1日から2022年10月31日までの21か月間に、国軍の弾圧によって市民2,400人が殺害され、このうち244人が子どもだった。

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