クーデター以降「空爆240回以上」 NUG発表

【政治】【社会】 20221025

 民主派の国民統一政府(NUG)は10月24日、昨年2月のクーデター以降にミャンマー国軍の空爆により死亡した民間人が200人以上だと発表した。

 NUGは、「国軍は戦況の不利から脱却するため、国際法で禁止されている民間人に対する空爆や重火器による無差別攻撃をなりふり構わず行っている」と非難。ザガイン管区で先月発生した子ども7人を含む13人が死亡した「ディーペーインの虐殺」についても触れ、国連や国際社会に対して国軍の戦争犯罪を一刻も早く阻止するための効果的な措置を講じるよう求めた。

 NUGの集計によると、国軍は2021年2月1日から2022年10月23日までにミャンマー各地で戦闘機やヘリコプターによる空爆を240回以上実行しているという。

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