ジェット燃料を供給するプーマ・エナジー ミャンマーから撤退

【企業】【政治】 20221007

 欧州の大手資源商社トラフィギュラ社の子会社プーマ・エナジーは10月5日、ミャンマーからの完全撤退を表明した。

 発表によると、Puma Energy Asia Sun(PEAS)とNational Energy Puma Aviation Services(NEPAS)が所有している全株式を、地場の民間企業に売却する事で同意したという。

 プーマ・エネジーは、2015年から主にジェット燃料を輸入・販売していた。昨年2月のクーデター以降、民主派の国民統一政府(NUG)や国際人権団体などが、ジェット燃料を国軍に流用される恐れがあるとして輸入の停止を求めていた。

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