「NUG駐日代表事務所」が開設
【国際】【政治】
2022 年 8 月 01 日
ミャンマー民主派の国民統一政府(NUG)駐日代表事務所が7月31日、東京都内に開設された。
NUG駐日代表のソー・バ・ラ・テイン氏は「日本政府とNUGの架け橋として正しい情報を発信するとともに、外交政策を実施していきたい」と抱負を語った。
軍評議会による4人の死刑執行については「犯罪であり強く非難する」とし、また日本人が拘束されたことについては「ミャンマーでは今、民主化運動やメディアが取材するだけで逮捕される異常な国だ。拘束された日本人は一日も早く解放して欲しいし、日本政府は毅然として対応して頂きたい」とコメントした。
挨拶に立ったミャンマーの民主化を支援する議員連盟会長の中川正春衆議院議員は「クーデター後のミャンマー情勢はさらに悪化しており、継続する日本政府のODAを調査する必要がある。また、国内避難民を対象としたクロスボーダーのスキームで人道支援を実施する予定だ」と述べた。
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