NLD幹部のニャン・ウイン氏が新型コロナで死亡

【政治】【新型コロナ】【社会】 2021721

 国民民主連盟(NLD)中央委員会の幹部でアウン・サン・スー・チー国家顧問の側近であるニャン・ウイン氏が7月19日、新型コロナウイルスの感染により死亡したことが明らかになった。Radio Free Asiaが7月19日に伝えた。

 発表によると、ニャン・ウイン氏は国軍によるクーデターが起きた2月1日の早朝、ヤンゴン市内バズンダウン郡区の自宅にいるところを逮捕され、インセイン刑務所の独房に拘束されていた。その後、新型コロナウイルスに感染し重症化したため、7月11日にヤンゴン国立病院に搬送され集中治療室で治療を受けていた。

 親族の一人は「大切な人物を失った。この責任はすべて軍評議会にある。相応の報いを受けなければならない」と話している。

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