日本ミャンマー協会の会員企業に公開質問状

【企業】【国際】【政治】 2021609

 大学教授らによる共同質問者は8日、日本ミャンマー協会の会員企業137社に対し、同協会事務局長の寄稿について公開質問状を送付した。

 この寄稿は、同協会の常務理事で事務総長の渡邉祐介氏が英字誌の『The Diplomat』に掲載したもので、国軍寄りで欧米批判とも言える内容が物議を醸している。5月26日に掲載された投稿によると、アウン・サン・スー・チー氏がミャンマーにおける中国の勢力拡大を許した張本人だったと断罪し、ミン・アウン・フライン国軍最高司令官の一連の行動を擁護する独自の主張を展開した。

 大学教授らは会員企業に対し、この寄稿についての賛同有無と、会員企業として協会に対して何か対応する予定があるかの2点について6月23日を期限として質問した。

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