ヤンゴンのNLD地区長が逮捕・拘束後、死亡

【政治】【社会】 2021308

 ヤンゴン市内バベーダン郡区第7地区の国民民主連盟(NLD)地区長であるキン・マウン・ラット氏(58歳)が3月6日の夜、警察部隊と国軍兵士により逮捕・連行・拘束され、翌日に遺体が返還されたことがわかった。7Day Dailyが3月7日に伝えた。

 発表によると、キン・マウン・ラット氏はイスラム教徒で、健康状態は良好だった。3月6日の夜、多数の治安部隊と国軍兵士がバベーダン郡区30通りの自宅を家宅捜索し、連行・拘束したという。

 元政治犯支援協会のトゥン・チー氏は「遺体が収容されているミンガラドン軍病院に遺体を引き取りに行ったところ、体中に傷跡があった。警察部隊と国軍兵士により拷問を受けて死亡したのだろう」とコメントした。これに対して軍病院の医師は「死亡は心臓病が原因」と発表した。

写真:Facebook投稿より

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