在日ミャンマー人が軍事クーデターに対し反対声明

【社会】 2021217

 ミャンマーの軍事クーデターについて、在日ミャンマー人の若者有志がこれに抗議し、国際社会の支援を呼びかける記者会見が2月16日に都内で開かれた。

 会見の出席者は日本で勤務する20代~30代の若者で、ミャンマー国内で発生している現状を示し、国軍による不当な弾圧に対して危機感を訴えた。会見の模様はオンラインでも配信された。

 質疑応答では、ミン・アウン・フライン国軍最高司令官にも直接対話ができる丸山市郎大使にメッセージがないかを問われ、出席者の一人は「日本政府が動かない背景には、非常に難しい立場にある」と理解を示したうえで、ミャンマー語が堪能な丸山大使に対し、日頃からのミャンマー人に対するサポートに感謝するとともに、日本政府へ引き続きの支援を強く呼びかけていた。

(写真:主催者提供)

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