インド製の新型コロナウイルスワクチン、23日から地方へ輸送

【新型コロナ】【社会】 2021125

 1月22日にヤンゴン国際空港に到着したインド製の新型コロナウイルスワクチン150万回分が、23日から各管区・州に輸送されることがわかった。保健・スポーツ省が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 保健・スポーツ省、国民保健・治療局のトゥン・ミィン副総局長は「ヤンゴン管区内では今月中にワクチンの接種を開始する。優先順位は医療従事者、連邦政府関係者、連邦議会関係者、高齢者で基礎疾患がある人だ」とコメントした。到着したワクチンは「Covishield」という名称で、インド血清研究所が製造したもの。インド政府が150万回分(75万人分)を無償供与した。同研究所で生産されているワクチンはオックスフォード大学とアストラゼネカ社が共同で開発したもの。ミャンマー政府は、インド血清研究所から3,000万回分(1,500万人分)のワクチンを購入する契約を締結している。

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