タイの生鮮市場で大規模クラスターが発生、感染者の大半がミャンマー人

【新型コロナ】 20201223

 タイ・バンコクの西部に位置するマハーチャイン生鮮市場で新型コロナウイルスのクラスターが発生し、感染者の大半がミャンマー人であることがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、12月21日に主にエビを扱うマハーチャイン生鮮市場で382人が新型コロナウイルスへの集団感染が確認され、感染者のうち360人がミャンマー人であることがわかった。

 在タイ・ミャンマー労働者支援協会(LPN)のナイン・ナイン氏は「マハーチャイン市場の労働者のほとんどはミャンマー人なので、集団感染が起きればミャンマー人労働者が大半を占めるのは当然のこと」とコメントした。タイにおける新型コロナウイルスの感染者数は累計5,289人で、このうちミャンマー人労働者が約800人含まれている。

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