1年間で古い紙幣2兆2,800億Ks分を焼却処分

【ローカル】【社会】 2020907

 2018年度の1年間で、汚損するなど古くなった紙幣2兆2,800億Ks分が焼却処分されたことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 ミャンマー中央銀行が発行した年間報告書によると、2018年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)の1年間で1Ksから500Ksまでの小額紙幣2兆2,800億Ks分が政府系銀行や民間銀行からミャンマー中央銀行に回収・焼却処分され、同時期に新規で発行した紙幣は4兆Ks分に達した。また、2018年4月1日から9月30日までの年度移行期間中においても8,110億Ks分の紙幣が焼却処分されたという。

 ミャンマーでは、紙幣が丁寧に扱われないことや湿気の多い環境のため、200Ks以下の少額紙幣は3年も経過しないうちに交換時期を迎えている。

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