ミャンマー漁業局、60億Ksを拠出し水産養殖用の孵化事業を実施

【政治】【経済】 2020728

 農業・畜産・灌漑省、漁業局は、60億Ks(約4億6,600万円)を拠出し、水産養殖用の稚魚の孵化事業を7月から9月にかけて実施すると発表した。7Day Dailyが伝えたもの。

 発表によると、漁業局は7月から9月にかけてミャンマー全国の27か所の孵化場において稚魚の孵化を集中的に行い、15万エーカー分の養殖池に稚魚を提供する。新型コロナウイルス感染拡大による水産養殖業の落ち込みを復興させるための政策としている。

 漁業局のミィン・ジン・トゥー副総局長は「世界銀行から400万米ドルの融資を受けて実施する。まだ資金が漁業局に渡っていないが資金が入り次第、各管区・州政府を通して水産養殖業者に稚魚を提供する。ヤンゴン、バゴー、エーヤワディ管区については、稚魚が不足するため、外部から入札で稚魚を調達する予定だ」とコメントした。

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