ラカイン州の一部でインターネット解禁へ

【情報・通信】 2020506

 治安の悪化を理由に禁止されていたラカイン州北部におけるインターネット通信が、5月2日の午後10時から一部の地域で解禁されたことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 解禁されたエリアはラカイン州北部マウンドー郡で、ブーディーダウン、ヤテータウン、ミェーボン、パラワの各郡は8月1日から解禁するという。ポンナーチュン、ミャウウー、チャウトーの各郡については、依然として治安が不安定のため、解禁の見込みは立っていないという。マウンドー市内の商人は「インターネットが開通したので情報が入手でき、ビジネスがやりやすくなった」とコメントした。

 ミャンマー政府は国軍と少数民族武装勢力のアラカン軍(AA、非合法組織として認定)との戦闘が激化したため、治安の悪化を理由に2019年6月21日からラカイン州北部エリアを対象にインターネットの移動通信を禁止していた。

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