ヤンゴン市内の繁華街、駐車料金表示で批判殺到

【社会】 2020306

 ヤンゴン市内の繁華街で駐車料金を表示する標識が突然設置され、批判が殺到したことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 標識はヤンゴン市開発委員会(YCDC)が設置したものではなく、スマート駐車プロジェクトの事業を請け負っている民間会社が設置したもの。ヤンゴン市内繁華街のチャウダダー郡区などに設置されたという。39番通りに設置された標識によると、駐車料金は午前8時から午後6時までは1時間あたり300Ks、午後6時から翌朝8時までは1泊2,000Ks、24時間駐車した場合は5,000Ksと記載されていた。また、セィカンター通りに設置された標識によると、午前8時から午後6時までは1時間あたり500Ks、午後6時から翌朝8時までは1泊2,000Ks、24時間駐車した場合は7,000Ksだった。

 38番通りに居住している住民は「自分の家の前に車を駐車しただけで1日あたり5,000Ksから7,000Ks払わなければならないが、こんなに払える人は誰もいない」とコメントした。ヤンゴン市開発委員会は、市民からの苦情を受け標識を即日撤去させた。

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