イタリアのエニがマグェー管区内で石油天然ガスの試掘を開始

【企業】【経済】 2020124

 イタリアの石油天然ガス開発大手のエニ(ENI)がミャンマー中部のマグェー管区内で石油天然ガスの試掘を開始したことがわかった。電力・エネルギー省が発表したもので、7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、エニが石油天然ガスの開発権を取得したのはマグェー管区マグェー郡アウンミェーゴン村を中心とする32万エーカーの内陸鉱区(RSF-5)で、試掘は深さ12,600フィートまで達しているという。同社は2014年に行われた国際入札で落札し、2015年にミャンマー政府と石油天然ガスの開発に関する契約書に調印した。同社は地場のMPEPと合弁で事業を行い、出資比率はエニ:90%、MPEP:10%となっている。

 同社は、バゴー管区の160万エーカーの内陸鉱区(PSC-K)、海洋鉱区(MD-2, MD-4)の開発権も獲得している。

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