新年度3か月の貿易赤字額は昨年比9億7,200万米ドル減少

【経済】 2020115

 新年度(2019年度)3か月間の貿易赤字額は昨年の同時期と比較すると9億7,200万米ドル減少していることがわかった。経済・貿易省が発表したもので、The Daily Elevenが伝えた。

 発表によると、2019年10月1日から12月27日までの約3か月間の輸出額は45億6,400万米ドル、輸入額は45億7,200万米ドルで、貿易赤字額は800万米ドルにとどまり、昨年の同時期より9億7,200万米ドルも減少しているという。経済・貿易省は、貿易赤字が大幅に減少した要因として、輸出額が昨年より12億米ドル増加していることが大きいと分析している。

 同省のタン・ミィン大臣は「ミャンマー政府は1年間の貿易赤字額を5億米ドル以下にすることを目標にしている。このままの調子で行けば達成されそうだが、実際には経済が発展するに伴い、投資財や原材料の輸入が急増するため、政府が貿易赤字額をコントロールするのは難しい」とコメントした。

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