米の輸出が好調、新年度2か月半で75万トンを輸出

【経済】 2020114

 ミャンマー米の輸出が好調で、2019年10月1日から12月中旬までの約2か月半で75万トンが輸出されたことがわかった。ミャンマー米協会が発表したものを7Day Dailyが伝えた。

 同協会によると、ミャンマーのライバルであるタイやパキスタンが米の輸出価格を1トンあたり3~8米ドル引き上げたため、ミャンマー米の需要が伸びているという。ミャンマー米(砕米率5%)の輸出価格は1トンたり340米ドルとなっており、現在1日あたり約1万トンの米が海上ルートにより輸出されている。国境ルートを通じた中国向けの輸出は1週間あたり5千トンにとどまっているが、海上ルートを通じた輸出が伸びているという。ミャンマーでは毎年2,500万トンの米が生産されており、400万トンの輸出余力がある。

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