アウンサン将軍の肖像入り新紙幣が1月4日から発行

【社会】【経済】 20191230

 ミャンマー建国の父アウンサン将軍の肖像が入った新紙幣(1,000Ks紙幣)が、2020年1月4日の独立記念日から発行されることが明らかになった。7Day Dailyが伝えた。

 ミャンマー中央銀行の発表によると、新紙幣のベースカラーは青色で、表面にはアウンサン将軍が、裏面には連邦議会がデザインされている。新紙幣の特徴として、紙幣ナンバーが英数字で縦書きに表記されている点が挙げられている。

 将軍の肖像入り新紙幣を発行すべきと議会で提案していた国民民主連盟(NLD)のアウン・キン・ウイン議員は「2017年7月に議会で提案が承認され、この度新紙幣の発行が実現したことを非常に嬉しく思う。今後、5,000Ks、10,000Ks紙幣にも将軍の肖像入りの新紙幣が導入されることを期待している」とコメントした。新紙幣の発行によりインフレの進行も懸念されたが、中央銀行関係者によると現在流通している1,000Ks紙幣と交換する形で流通されるため、経済への影響はないという。

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