ヤンゴン市長、高層ビルに耐震対策なく危惧

【社会】 20191127

 ヤンゴン市内の9階建て以上の高層ビルは耐震構造となっていないため、大きな地震が起きた場合に崩壊が危惧されるとヤンゴン市のマウン・マウン・ソー市長が発言した。11月18日に行われた定例記者会見で発表したもの。The Daily Elevenが伝えた。

 市長は「ヤンゴン市内、特にダウンタウンに建設されている建物は築50年以上が経過している。2010年以降に建設された9階建て以上の高層ビルも耐震構造となっていないため、大きな地震が起きた場合は崩壊の可能性が危惧される。人命に関わることなので、これからは耐震構造にするよう対策しなければならない」とコメントした。

 ヤンゴン市内はデダイェー断層に位置しており、過去にマグニチュード6の地震が発生したことがある。

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