ミャンマーの貿易赤字が飛躍的に減少

【国際】【経済】 2019918

 経済・貿易省が今年度11か月間の貿易統計を発表したところ、貿易赤字額が飛躍的に減少していることがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 輸入額が減少した要因としては、外国投資の伸びが鈍化し投資財の輸入が減少したことが考えられている。経済・貿易省のキン・マウン・ルイン次官補は「貿易額が増えたのは輸出が伸びたためで、とりわけ縫製品の伸びが大きい」とコメントした。

 同省の発表によると、2018年10月1日から2019年8月末までの11か月間の貿易額は320億米ドルに達し、政府が見込んでいた310億米ドルをすでに超えている。貿易額のうち輸出額は154億米ドルで、縫製品の輸出が40億米ドルと輸出額の30%を占めている。昨年の同時期と比較して輸出額が10億米ドル増え、輸入額は10億米ドル減少した。これらにより、貿易赤字額も昨年の30億米ドルから10億米ドルに減少した。

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