若者の農業離れが深刻、農業団体が政府に政策見直しを提言

【政治】【社会】 2019917

 ミャンマー農民・農業労働者連盟(AFFM)は政府に対し、若者の農業に対する関心が低下し農業離れが深刻な状況となっているため、政策の見直しを提言した。The Voiceが伝えた。

 AFFMのテ・ウイン事務総長は9月7日~8日に行われた「AFFMユースフォーラム」で、若者の農業に対する関心が低下している原因として、以下の5点を挙げた。
  1.政府の農地に関する政策がはっきりしていないこと
  2.国軍などによる農地の没収が行われていること
  3.水害などの天災が頻繁に起きていること
  4.内戦が続き国内の治安が安定しないこと
  5.農業を継続するための資金が不足していること

 同紙は「政府の農地に関する政策がはっきりしないため、今の若者は親から農業を継ごうとしない。農業の衰退は国家的な問題で、政府は若者が農業に関心を持てるような政策を行ってほしい」とコメントした。

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