オランダ企業がブタの原種を輸入、繁殖後に農家に販売

【企業】【経済】 2019909

 オランダの飼料生産大手のDe Heus(デヒューズ)が、フランスからブタの原種271頭を輸入したことがわかった。The Voiceが伝えた。

 発表によると、De Heus(デヒューズ)の100%子会社であるデヒューズ・ミャンマーは、フランスからブタの原種(メス250頭、オス21頭)を輸入、カヤー州ディモソー郡グエタウン村において繁殖事業を行い、2020年2月から繁殖したブタをミャンマー全国の養豚農家に販売するという。ブタの原種は8月26日にヤンゴン港に到着した。

 デヒューズ・ミャンマーのエー・マウン・ジン取締役は「ミャンマーで繁殖しているブタは原種ではない。そのため、成長が遅く病気に弱い」とコメントした。同社は2016年にミャンマー国内に日産2,400トンの家畜用の飼料生産工場を稼働させている。

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