ヤンゴン管区で水道事業を民営化、年内に入札実施

【政治】【社会】 2019828

 ヤンゴン管区で水道事業を民営化するための入札が2019年中に行われることがわかった。The Voiceが伝えた。

 ヤンゴン市長でヤンゴン市開発委員会(YCDC)議長のマウン・マウン・ソー氏は8月19日に行った記者会見で「ヤンゴン管区内の水道事業は漏水や盗水が非常に多く、水道水の50%を損失している。この無収水率を下げるには民営化するしかない」とコメントした。

 ヤンゴン管区内の水道料金は、家庭用が1ユニット(220ガロン)あたり88Ks、商業用が120Ksと設定されている。ヤンゴン市長によると、YCDCは浄水事業や上下水道事業を行っているが、現在の職員の人数では漏水や盗水への対策が間に合わないという。入札は郡区、地区ごとに区分けして実施される予定。

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