宗教冒涜でミャンマーの人気ダンスグループが非難される
【ローカル】【社会】
2020 年 10 月 23 日
ミャンマーの人気ダンスグループ「Project-K」が、仏教を冒涜しているとして多くの国民から非難されていることがわかった。MYANMAR TIMESが伝えた。
韓国で開催されたアジア・ソングフェスティバルでダンスパフォーマンスを行った際、ステージ上にシュエダゴンパゴダの映像が映し出された。同グループのダンサーらがシュエダゴンパゴダを踏みつけて踊っている格好となったため、仏教を冒涜していると非難する声が集まった。その後帰国したメンバーに対し、宗教保護団体から激しい抗議を受けるなど騒動が続いている。
アウン・サン・スー・チー国家顧問が「実際にはパゴダの上で踊っているのではないのだから、彼らには罪はない」との擁護するコメントがSNS上で拡散されたが、大統領府のゾー・テー報道官は「本人はこのようなコメントは出していない」とこれを否定した。
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