2020年初頭に石油・天然ガス開発の国際入札を実施へ

【経済】 20191216

 国内の石油・天然ガス鉱区(内陸・海洋鉱区33か所)を対象に開発の事業権を与えるための国際入札が、2020年初頭に実施されることがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 電力・エネルギー省のニャン・トゥン副総局長の発表によると、入札の対象となるのは内陸鉱区18か所、海洋鉱区15か所で、内陸鉱区にはザガイン管区、タニンダーリ管区、エーヤワディ管区、マグェー管区、バゴー管区、ラカイン州、シャン州が含まれ、海洋鉱区ではラカイン州沖で8か所、モッタマ湾沖で7か所が含まれている。

 内陸鉱区のPSC-Jはパキスタン企業が、RSF-2およびRSF-3はマレーシア企業が、IOR-4は英国企業がそれぞれ前回の入札で落札していたが、諸事情により開発権を放棄したため、今回の入札対象に含まれている。また海洋鉱区のMD-8はタイのPTTPと、AD-10はノルウェーのStatoilとそれぞれミャンマー政府との間で開発権に関する契約書に調印がなされたものの実現しなかったため、今回の入札で復活している。

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