激動の2020年を振り返る(P.3)

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9月
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保健・スポーツ省は9月20日、ココ島を除くヤンゴン管区全域を9月21日午前8時からセミロックダウンすると発表した...

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この時点でのミャンマー国内における累計感染者数は計5,263名(うち退院者1,188名)で、死亡者は89名。1日の感染者数は300~400名程度でした。

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10月
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ミャンマー国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、日本向けの労働者派遣が再開されたことがわかった...

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コロナ禍においてもミャンマー人材の日本での需要は依然として高く、非常に注目されてきました。次号(2021年1月号)では「再び動き出すミャンマー人材採用」と題し、特集します。

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11月
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11月8日に行われた2020年総選挙で、与党・国民民主連盟(NLD)が議席数を伸ばすことが確実になったことがわかった...

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コロナ禍で一時は選挙の延期も噂されていたミャンマーの総選挙。2020年最注目の一大イベントは大きな混乱もなく終了。終わってみれば国民民主連盟(NLD)の圧勝で幕を閉じました。

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12月
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2021年1月1日からミャンマーへの国際線乗り入れ解禁に向けて準備中であることがわかった。航空運輸管理局が発表したもの...

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国内航空路線の運航は12月15日から再開されました。しかし、空港職員や搭乗者にPCR検査を実施したところ、新型コロナウイルスの陽性者が続出という心配すべき事態となっています。

編集後記

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により世界の風景は一変しました。東京では感染者数が連日最多を更新、「第3波」に歯止めがかからない中、年末年始を迎えます。一方、ヤンゴンでは1日当たりの新規感染者数が1,000人を下回る日が続き、減少の兆しが見えてきています。

2021年前半には世界でワクチン接種が進み、その効果とともに人々の心理が変わってくるでしょう。とはいえ、ワクチンが行き渡るまでにはまだ時間を要するので、まずは「第3波」を収束させることが重要です。YJMCの井上院長も仰っていますが、「ソーシャルディスタンス」「マスク」「手洗い」という新型コロナウイルスに対する基本は全く変わっていません。

Withコロナ、Afterコロナが叫ばれる昨今ですが、これまでの「普通の生活」はもう戻ることはないでしょう。しかし、ワクチンや治療薬の開発により、せめてインフルエンザ程度のリスクに低減され(決してインフルエンザを軽んじている意味ではありません)、多少の制限が伴ったとしても世界各国を自由に往来できる日が1日も早く訪れることを願っております。

本年は大変お世話になり、ありがとうございました。2021年もよろしくお願い申し上げます。

MJIホールディングス株式会社
MYANMAR JAPON CO.,LTD.
電子報道部:渡邉鉄雅