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建設ラッシュで変遷を遂げる需要 群雄割拠のオフィス事情

初期投資、時間の無駄を抑え、ビジネスを即開始!
サービスオフィスってなんでいいの?

ミャンマー進出を果たしたばかりで右も左もわからない。どこのロケーションが便利?
どうやって家具を揃える? そうしたときに便利なのが、サービスオフィスの存在だ。
“CoCoRo Yangon”を運営するスターツ・伊藤氏に具体的なメリットを聞いた。

Myanmar Starts Corporate Services
Managing Director
伊藤 隆祐
Ito Ryusuke

支払いは月極めでOK
契約後、即入居も可能

 昨今の建設ラッシュによるオフィスビルの増加は、ユーザーに多くの選択肢を与えることとなった。それまで日系企業が安定的に事業を展開できるフィシリティを備えたオフィスは、いくつかの候補に絞られていた。とはいえ、オフィス入居にも少なからずハードルがあり、当たり前だが、あらゆるものを自らで手配しなければならないため、コストと時間がかかる。日本であれば、コストから納期までをほぼ完璧に計算できるが、国が違えば事情も違う。ましてや“ひとり社長”状態であれば、その労力は決して小さくはない。
 わずか数名の進出で最初はコストを抑えたい、数ヶ月の短期プロジェクトといったケースに最適なのが、レンタルオフィスの存在。わかりやすいメリットは初期費用が少なく、時短の実現。極端に言えば、見学に行ったその日に契約を済ませば、即事業も開始できる。ビジネスに不可欠な会議室や応接室、ネット回線、ICT機器、ファニチャーといったあらゆるものが揃い、レセプション対応やリフレッシュルーム、オフィス内の清掃から希望をすれば秘書サービス(車の手配)や紹介サポートまで行ってくれる。
 日本の大手不動産スターツがヤンゴン市内で手がけるサービスオフィス“CoCoRo Yangon”は、まさにそうしたかゆい所に手が届くサービスを提供する。申し込みのフローについても難しいことはなく、MDを務める伊藤氏は「申込書に記入いただき、予約金を1ヵ月分を支払っていただければ、すぐに部屋を押さえます。また、そうしたやりとりは日本からでも可能です」と説明する。
 光熱費などの維持費は込み。1ヵ月といった短期契約でも、1年以上の長期契約の場合も月極めの支払いが可能で、キャッシュフローに不安な進出当初にはありがたい。ミャンマーの日系三大メガバンクに同社の口座があるため、日本からの送金もスムーズに行える。「もちろんオフィスの見学なしで決めていただくことも可能です。最近では短期の問い合わせも多くなり、臨機応変に対応します」。
 オフィスを新たに借りる場合、あらゆるものを揃えるために最低1万ドルはかかるとされ、完成するまでに数ヵ月の時間も要する。少人数で一刻でも早く事業を開始したいときに、イチからのオフィス構築はあまり現時的とは言えず、負担が大きくなるのは必至。「オフィスレンタルの場合、契約が最低100平米などのケースが多く、少人数だとスペースが余ってしまうんです。そうしたコストはもったいないですし、まずは様子見でサービスオフィスを使われるのは無難だと思います。また、現場での業務が多いという方でも設計図を書くなどの作業場所が欲しいとして、使われる方もいます。まずは気軽にご相談ください」。
 進出したばかりで不安なビジネスマンも多いことから入居者同士で仲良くなるケースも多いというサービスオフィス。立ち上げ時の心配や気苦労を軽減し、コストのリスクを回避してくれるという点において、やはりサービスオフィスが優れているのは間違いない。

サービスオフィス(CoCoRo Yangon)
充実のファシリティに注目

ヤンゴン市内の利便性の高いロケーション・ユザナホテルにあるCoCoRo Yangonでは一体、どのようなファシリティを揃えているのか? 代表的なサービスをピックアップして紹介する。

部屋数は全30室。ゆとりのあるスペースで6人以上向き。部屋が暗くならないように明るめの家具を採用

ミーティングに使える部屋が複数あり、商談に欠かせないのが応接室。来客時に必須のスペース

気遣いのできるスタッフがゲストに対応し、セキュリティも万全。落ち着いた雰囲気のラウンジも用意

3人規模のスペース。採光もよく、狭く感じない。各部屋の天井高は3.3mと少人数でも圧迫感はない

「無料のコーヒーがおいしい」と評判のリフレッシュルーム。入居者同士の情報交換の場となっている

プロジェクターを設置し、テレビ会議も可能という大会議室。大人数の来客にも対応し、商談を行える