「ミャンマー総選挙を不承認に」 国連特別報告者、英国に呼び掛け
【国際】【政治】
2025 年 12 月 16 日
ミャンマーの人権問題を担当する国連のトム・アンドリュース特別報告者は12月12日、ミャンマー軍政が実施する総選挙は「偽装選挙」だとし、これを承認しないよう主導することを英国政府に求めた。
アンドリュース氏は、ミャンマー国内では人権危機が一層深刻化していると指摘。これを打開するため、より強力で協調的な国際対応が必要だと強調した。総選挙について、英国がすでに不承認の立場を示していることを歓迎した上で、「特にアジア各国の政府に対しても同様の対応を取るよう、積極的に働き掛けるべきだ」と訴えた。
その上で、英国が国連安全保障理事会におけるミャンマー問題の決議案起草国という立場にあることを踏まえ、この役割を活用して軍政の責任追及を強化し、国際社会の関心を一層高めるよう要請した。一方で、2024年10月以降、英国による新たな対象限定制裁が発動されていない点にも言及、対応の強化を促した。

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