台風の影響で大雨の恐れ 当局が警戒呼びかけ

【社会】 20251105

 国家安全保障平和委員会(SSPC)傘下の気象水文局(DMH)は11月4日、フィリピンを通過し南シナ海を西寄りに進む台風25号(カルマエギ)の影響で、週末にかけてミャンマー各地で激しい降雨が予想されると発表した。

 同局によると、ベンガル湾東部とミャンマー沿岸部付近に停滞する低気圧が引き続き北西方向へ移動しているほか、台風から湿った空気が流れ込んだ影響でラカイン州やデルタ地帯を中心に強い雨雲が発達しているという。

 さらに、沿岸および沖合では強風と高波が予想され、波高は8~10フィート、風速は時速35マイルに達する見込み。専門家は「7日は一時的に天候が回復するが、8日には再び台風本体の雲が流れ込む可能性がある」として警戒を呼びかけている。

© DVB Burmese News

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