ミャンマー各地で23日以降大雨の恐れ 当局が警戒呼びかけ

【社会】 2025522

 軍評議会(SAC)傘下の気象水文局(DMH)は5月21日、今後数日間にわたりミャンマー国内の広範囲で大雨が予想されるとして「特別気象警報」を発表した。モンスーンの勢力が強まりつつあり、5月23日から30日にかけて各地で雷雨や局地的な豪雨が発生する見込みだという。

 DMHによると、南西モンスーンは5月13日にミャンマー南部沿岸から流入を開始し、現在ベンガル湾とアンダマン海南部で大気が不安定になっているという。このため、雷を伴う激しい雨や突風、ひょう、落雷、土砂崩れなどの災害が発生する恐れがあるとして、山間部や河川沿いに居住する住民に警戒を呼びかけている。

 地震の被災地では二次災害も懸念されており、マンダレーでは21日午前2時ごろ、地震で損壊したビルが降雨により倒壊する事件も発生している。

降雨で倒壊したマンダレーのビル
© Mizzima-News in Burmese

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