「学校への空爆は戦争犯罪」NUGが非難
【政治】【社会】
2025 年 5 月 14 日
ザガイン管区南部の主要都市ディーペーイン郡区で5月12日、ミャンマー軍が民主派の国民統一政府(NUG)が運営する学校を空爆し、児童や生徒ら24人が死亡した事件に関し、声明を発表した。
NUG人権省のアウン・ミョー・ミン大臣は、「学校に対する空爆は明らかな戦争犯罪であり、事件に関与した全ての関係者を厳しく処罰する」と表明。さらに「2025年からミャンマー軍は学校や病院など人命が尊重されるべき施設を標的に空爆を繰り返しており、残忍さが一段と際立っている。大地震後も停戦を宣言しながら空爆を継続し、国際社会を欺いている」と強く非難した。
12日の空爆では4棟の校舎すべてが破壊され、教室内にいた教師2人と子ども22人が死亡、30人が重傷を負った。

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