ミャンマー軍が学校を空爆、児童ら70人以上死傷

【政治】【社会】 2025513

 ザガイン管区南部の主要都市ディーペーイン郡区で5月12日、ミャンマー軍が民主派の国民統一政府(NUG)が運営する学校を空爆し、これまでに児童や生徒など70人以上が死傷した。

 空爆を受けたのは、オーティンクインミャウ村にあるNUG教育省管轄の中等教育機関で、小学生から高校生までの子どもが通学していた。子ども20人と教師2人の計22人が死亡したほか、50人以上が重軽傷を負ったとみられる。関係者によると、救援活動が続いており犠牲者の数はさらに増える可能性が高いという。

 一方、軍評議会(SAC)は国営メディアを通じて「虚偽のニュースだ」とし、空爆を否定している。

 同郡区では、2022年にも学校を標的とした空爆があった。

© DVB Burmese News

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