習近平国家主席、ミン・アウン・フライン氏と会談 地震復興支援を表明

【国際】【政治】 2025512

 中国の習近平国家主席は5月9日、訪問先のロシアでミャンマー軍評議会(SAC)トップのミン・アウン・フライン総司令官とモスクワ市内のホテルで会談した。両者の直接会談は、2021年のクーデター以降初めて。会談には、総司令官のほかSACの幹部らが同行。中国側も王毅外相らが同席した。

 中国外務省によると、習主席は「地震による被害に深い哀悼の意を表するとともに、中国はミャンマーの復興支援に引き続き協力していく」と表明。さらに、中国は「ミャンマーの国家主権維持と発展の道を尊重し、内政不干渉の原則に基づき支援を行う」と明言した。

 一方、ミン・アウン・フライン総司令官は、地震発生直後に中国の救援隊が最も早く現地入りしたことに謝意を表明。復興は長期的な取り組みが必要だとし、引き続き中国からの協力を求めた。

© DVB Burmese News

ミャンマー支援 <サポーター募集中>
ミャンマー支援 <サポーター募集中>

最新記事一覧