マレーシア、ミャンマーの停戦延長を呼びかけ

【国際】【政治】 2025502

 東南アジア諸国連合(ASEAN)の2025年議長国マレーシアは4月30日、3月28日に発生した大地震の被災地における人道支援活動が安全かつ円滑に行えるよう、ミャンマー軍評議会(SAC)と民主派の国民統一政府(NUG)に対し、停戦措置の延長と拡大を求めた。

 マレーシア外務省が発表した声明によると、アンワル首相は「停戦合意を継続するだけではなく、ミャンマーの全体を対象とした人道的停戦へと拡大すべきだ」と強調。人道支援団体や医療機関が、中立的かつ安全に活動を行える環境の確保が急務であると主張した。

 ミャンマー軍は4月2日から30日までの停戦を宣言したが、地上戦や空爆は続いており、国際社会からの懸念が高まっている。

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