民主派NUG、地震被災の15,000世帯に37億Ks超を支援

【政治】【社会】 2025501

 民主派の国民統一政府(NUG)人道・災害対策省は4月29日、3月末の地震で被災した市民に対し、これまでに総額37億Ks(およそ1億6,300万円)を支援したと発表した。

 同省は、地震被害が大きかったマンダレー管区、ザガイン管区、バゴー管区、南シャン州、ネピドーの計46郡区で15,000以上の世帯を対象に支援を実施。一部はNUGが直接供出し、残りの資金は地域住民組織や市民団体を通じて分配された。

 同省のウィン・ミャッ・エー大臣は、「支援は地域や立場を問わず、困難に直面しているすべての市民に届ける」と述べ、すでに一部地域で住宅の再建や井戸の復旧など初期的な再建事業も始まっていると説明した。

 NUGによると、全国から寄せられた寄付金は4月29日時点で42億Ks(およそ1億8,500万円)に達したという。

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