ミャンマー大地震、被災者430万人に緊急支援が必要 国連
【国際】【社会】
2025 年 4 月 25 日
国連人道問題調整事務所(OCHA)は4月24日、3月28日に発生した大地震の被災地において、430万人が安全な飲料水や衛生用品の緊急支援を必要としていると発表した。
地震により広範囲で水道インフラが損壊し、42,000基以上のトイレが利用不能となった。また、停電の頻発も水供給に深刻な影響を及ぼしているという。
OCHAは、「発災から3週間以上が経過した現在も、多くの被災者が電気、水道といった基本的サービスを受けられていない」と指摘。屋根付きのシェルターや、安全な飲料水、食糧、医療支援の確保を最優先課題に掲げた。
地震で全壊した家屋は4万戸以上に上るとみられるが、現地では余震が続いており、住宅再建が進んでいない。

前の記事 : ヤンゴン国際空港、施設利用料を5倍に引き上げ