自衛隊、ミャンマー地震の国際緊急支援任務を終了
【国際】【政治】
2025 年 4 月 23 日
中谷防衛大臣は4月22日、ミャンマー中部で発生した大地震の被災地に向けた自衛隊の輸送任務を終了すると発表した。
大臣は、「災害に起因する患者数が当初より大幅に減少しており、統合作戦司令官に輸送終結を命じた」と説明。「日本政府として、自衛隊の活動終結後もできる限りの人道支援を模索していく」と述べた。
今回の活動では、C-130輸送機1機を派遣し、約20人の隊員が医薬品やテントなど支援物資約2.5トンを現地に輸送。物資は国際緊急援助隊の医療チームに引き渡された。隊員らは、その後も現地での情報収集を続けていたという。

前の記事 : エーヤワディ管区で若者300人を強制徴兵