タイ当局、中国人詐欺拠点にいた日本人2人を拘束

【国際】【政治】【社会】 2025312

 タイ警察は3月11日夜、ミャンマーとの国境に近いタイ北西部ターク県メーソートで、日本人2人を不法滞在の疑いで拘束した。2人は20代と30代の男性で、カイン州ミャワディの中国人犯罪組織の詐欺拠点に関与していた可能性があるという。

 日本政府はタイ当局に対し、ミャワディの詐欺拠点にいるとされる日本人の救出を要請しており、今回拘束された2人がその対象者である可能性も指摘されている。

 ミャワディを実効支配する国境警備隊(BGF)は先月、拠点にいたとみられる日本人20人が行方不明になっていることを明らかにしていた。

中国人犯罪組織の拠点があるミャワディ市シュエコッコー地区

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