強制徴兵の若者100人超を前線へ派遣

【政治】【社会】 2025312

 ミャンマー軍(SAC)が、エーヤワディ管区で強制徴兵された100人以上の若者をカチン州の前線に派遣したことが明らかになった。

 徴兵されたのはターポン、マウビン、モーキョン、ボーガレ、チャウラッ、ワーケマ、エインメー、ミャウンミャ、パテイン、グワ郡区などの若者で、パテインのシュエミンティン第6基礎訓練学校での短期訓練を経て、3月8日にカチン州の州都ミッチーナ方面へ移送された。

 関係者によると、徴兵された者には17歳が43人、16歳以下が33人など未成年者が多数含まれており、健康診断も実施されずに訓練施設に送り込まれていたという。

 徴兵された若者の家族は、「正確な情報が得られず不安で仕方がない。徴兵されてから一切連絡が取れておらず、無事を祈るしかない」と語った。

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