ミャンマー軍 民家200棟を放火

【ローカル】【政治】【社会】 2025304

 マンダレー管区ミィンジャン郡区で3月2日、ミャンマー軍と軍系暴力集団「ピューソーティー」の合同軍が村を襲撃し、約200棟の民家を放火した。
 
 地元住民によると、合同軍は2日午後に同郡区チャウピョッ村へ侵攻し、次々と民家に火を放った。村に残った家屋はわずか20棟のみで、軍の進攻により住民2人が殺害されたという。

 近隣のミィンジャン~ナブーアイン道路沿いでは、2月28日から3月2日にかけてミャンマー軍と市民防衛隊(PDF)の間で激しい戦闘が発生し、ミャンマー軍兵士20人が死亡。民家への放火は、村から砲撃があったとの情報に基づくものとみられる。

 ミャンマーの民間団体「データ・フォー・ミャンマー」の最新報告によると、2021年2月のクーデター以降、2024年12月末までに全国で112,485軒の民家がミャンマー軍による放火で焼失したという。

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