日本人男性を拘束、ミャンマーの特殊詐欺に関与

【国際】【社会】 2025214

 タイ警察は2月13日、ミャンマーで特殊詐欺の運営に関与した疑いがあるとして、日本人の男(29)を拘束したと発表した。男は日本で複数の容疑により逮捕状が出ており、今後強制送還される見通し。

 関係者によると、男はヤンゴンから飛行機でタイの首都バンコクに到着後、身柄を拘束された。ミャンマー東部のカイン州にある中国系犯罪組織の拠点でオンライン詐欺の運営に関わっていたとみられ、日本人高校生がタイからミャンマーに連れ去られた事件にも関与した疑いが持たれている。

 男と高校生はオンラインゲームを通じて知り合ったとされる。高校生はその後、現地の日本大使館の支援を受け、1月中旬にタイで保護され、すでに日本に帰国したという。

タイのメディアが報じている日本人の写真(右)

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