超党派議連、民主派NUGの大臣を招き院内集会

【国際】【政治】 2025204

 超党派の国会議員で構成する「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」は2月3日、「ミャンマー軍事クーデターから4年 ミャンマーに民主体制と平和を取り戻し、真の連邦制樹立を目指す院内集会」を参議院議員会館で開催した。

 集会には、同議連の近藤昭一会長、石橋通宏事務局長をはじめとする国会議員や在日ミャンマー人、支援者ら約180人が出席。民主派・国民統一政府(NUG)からスザンナ・ラ・ラ・ソー女性・青年・児童担当大臣が招かれた。

 大臣は、「軍評議会(SAC)が2025年に予定している総選挙は不当であり、認められない」と強調。「日本政府は2020年の総選挙に監視団を派遣しており、今回の動向も注視している」と述べた。

 また、トランプ新政権が外国への人道支援を停止したことに懸念を示し、「今こそ日本の支援が重要になる」として、さらなる協力を呼びかけた。

閉会後に行われた記念撮影。参加者らは、「ミャンマーの民主化活動は勝利するぞ!」とシュプレヒコールをあげた。
スザンナ・ラ・ラ・ソー大臣は、2022年10月号のTOP対談で多岐にわたる支援活動について語っている。

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