教育関係者252人を殺害 AAPP発表

【政治】【社会】 2025122

 ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会(AAPP)」は1月21日、クーデター後の約4年間にミャンマー軍や警察隊が教育関係者252人を殺害したと発表した。

 発表によると、2021年2月1日以降に殺害された教育関係者は252人(男性180人、女性72人)で、未成年の学生88人が含まれているという。

 地域別では、ザガイン管区での犠牲者が54人と最も多く、原因別では、ミャンマー軍兵士の発砲による死者が110人、空爆による死者が68人となっている。また、教員や学生など1,061人が逮捕・拘束されているという。

 AAPPの最新報告によると、2021年2月のクーデター以降にミャンマー軍や警察隊により殺害された市民の総数は6,199人で、21,588人が刑務所や軍施設などで不当に拘束されているという。

空爆で破壊された学校(カヤー州ディモーソー郡区 2024年2月)
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