「女性に対する暴力の停止を」在ミャンマー米国大使館

【国際】【政治】【社会】 20241205

 在ミャンマー米国大使館は12月4日、女性と少女に対する暴力を撲滅するための行動を起こすよう求める声明を発表した。

 声明は、11月25日の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」から12月10日の「人権デー」まで実施される「女性に対する暴力をなくす16日間キャンペーン」の一環として出されたもの。同大使館は、世界各地で女性や少女に対する暴力が依然として深刻な問題であるとし、その解決に向けた国際的な取り組みの強化を訴えた。

 2023年に世界の紛争地で命を落とした女性の数は前年の2倍に達しており、紛争に関連する性暴力事件も50%増加しているという。同大使館は「これらの統計は、暴力根絶のための行動が急務であることを示している」と指摘。特に男性に対し、自らの行動を見直し、暴力の根絶に向けた取り組みに参加するよう強く呼びかけた。

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